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ハッピィーライフはお口の健康から

プロフェッサー奥田の細菌学講座

第四時限

新型インフルエンザウイルスに適する消毒薬


 インフルエンザウイルスは、エンベロープと言われる脂質二重膜で覆われていますので、多くの消毒薬に感受性があります。使用しやすいのがスプレー用の消毒用エタノールです。インフルエンザウイルスの感染をサポートし、感染後の重症化に係わる咽頭・口腔内のバイオフィルムという細菌集団には、消毒薬は効きにくいことが分かっています。ルゴールとかイソジンという商品名で発売されているポビドンヨード液は、ある程度バイオフィルム細菌集団を殺菌し、インフルエンザや風邪ウイルスにも有効です。

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消毒

インフルエンザウイルスの型の違い、病原性を決定するのは何でしょうか
答え
インフルエンザウイルスはA型、B型、C型があります。
型を変えるのはほとんどがA型です。
A型インフルエンザウイルスはHA突起、NA突起を持ち、HAは15の亜型(H1~15)、NAは9の亜型(N1~9)を持っています。そのためさまざまな組み合わせを持ったウイルスが存在します。
今感染が広がっている新型インフルエンザはH1N1型、鳥インフルエンザはH5N1型です。
HAやNAの種類や遺伝子変異によって性質が変わっていきます。

病原性の違い
上気道粘膜に限定して感染するか、肺など多臓器に入り込むかによってきまります。
幸い今回のメキシコ発の新型インフルエンザは今のところ上気道粘膜に限定して感染するので弱毒性です。病気としては呼吸器感染にとどまっています。
普通のインフルエンザなら喉や気管の上気道感染にとどまるのに対して高病原性ウイルスH5N1鳥インフルエンザは重い肺炎や多臓器の細胞に入り込んで臓器不全をおこします。
高病原性ウイルスは強毒性とも呼ばれ高い致死率を持っています。鳥インフルエンザH5N1の致死率は60%です。
感染拡大中の新型インフルエンザの致死率は当初0.4%、いったん0.1%に引き下げられましたが現在は0.5%になっています。

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口腔健康推進会サークルi ( サークルアイ )は小児から高齢者まで、市民の健全な口腔と機能を育成し、その生涯を通じての全身の健康維持増進を図るべく、二十年余りの歴史を持つ研究会の歯科医が中心となって設立されたNPO法人です。

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